【シンガポール】内定までの流れをまとめてみた
こんにちは。lalaです。
無事、シンガポールの企業から内定が出たので、転職活動スタート→内定までの流れをまとめてみます。
これはあくまで私が内定獲得にいたった経緯になります。
転職の仕方は十人十色ですし、その人の年齢やスキルによっても異なります。
「ふ〜ん」くらいにとどめていただければ幸いです(^o^)
はじめに
まずは私の自己紹介をばさせてください。
- 年齢:24歳
- 学歴:4年制大学卒(法学部)
- 社会人歴:1年4ヶ月
- 職種:人材会社の広告営業
- 渡星歴:2回
- 英語力:会話レベル (半年間の留学経験あり)
会話レベルの分かりにくさw
履歴書・職務経歴書・英文レジュメを用意する
転職活動をするのに必要なものが3つあります。
それは
- 履歴書
- 職務経歴書
- 英文レジュメ
です。
これがないと、エージェントにも登録できないし(厳密に言うと登録はできても、エージェントと面談できなかったり求人を紹介してもらえない)、求人に応募をすることもできません。
私も、死ぬほど重い腰を上げて作成しました。
履歴書は、履歴書メーカーという超絶便利ツールを使えば、ものの10分くらいで作成できます。
問題は職務経歴書と英文レジュメです。
私はネットにあるお手本みたいなものを参考に作成しました。
ポイントは2つあると思っています。
1つ目は成果などを定量的かつ相対的にわかるように記載すること
(営業職であれば、
年間予算〇〇円に対して▲パーセントで達成
営業ランキング〇〇人中●位 等)
2つ目は一見しただけで、あなたの強みが何であるかが分かるように記載すること
- 強みが何であるのか
- どういった背景でその強みが身についたのか
- その強みを生かして今後何ができるのか
英文レジュメは日本の履歴書と違い、生年月日・年齢・性別・配偶者の有無などを記載する必要がありません。
詳しい情報はググってください!(急に雑)
集中すれば3〜4時間ですべて用意できます。頑張ってください。
エージェントに登録する
履歴書・職務経歴書・英文レジュメが用意できたら、次はエージェントに登録します。
前提として
転職には大きく分けて3つくらい手法があります
- エージェントに登録して、キャリアアドバイザーに求人を紹介してもらう
- 求人サイトや企業HPから自力で応募する
- Linked inなどのサイトに登録し、企業からスカウトを受け取る
今回私は【1】の手法のみを用いて転職活動を行いました。
それぞれのメリットデメリットは別の機会で述べるとして、
エージェントの活用の仕方についてご紹介します。
そもそもエージェントとは?
簡単に言うと、キャリアカウンセラーが無料で自社にある求人を紹介してくれるサービスです。
登録すれば、はじめに30分〜1時間ほどキャリアカウンセラーと面談するケースが多く、
経歴や希望条件を加味した上で、自分に合った求人を紹介してくれます。
こういう人にオススメ
- 転職経験がなく右も左もわからない人
- やりたいことが明確でない人
- 誰かに相談に乗ってもらいながら進めたい人
- 自分で企業HPや求人を調べる時間がない人
- これから行く国のことをあまり知らない人
面談で話す内容
エージェントサイトに登録すると、数日後にキャリアカウンセラーから連絡があり、
スカイプ等で面談をすることになります。
聞かれる内容は
- シンガポールに行きたい理由
- 現職(前職)について
- 希望の条件
- どんな仕事に就きたいのか
などです。
この面談は選考とは一切関係がないので、身構えず正直に話してOKです。
しかし一点だけ注意すべきイベントがあります。
それは、英語力チェックというものです。
求人を紹介する前に、あなたが面接に足るほどの英語力があるのかをチェックするためのものです。
多くの場合が、初回の面談でいきなり
「じゃあ英語力チェックしますね〜シンガポール人のスタッフと変わるのでこのままお待ちください」
と、微塵も心の準備ができていないまま、放り出されてしまいます。
質問される内容は、
自己紹介、シンガポールに来たい理由、趣味や日本とシンガポールの違いは?といった比較的ライトなもので、所要時間も5〜10分程度ですが、
なんの準備もなくいきなり質問されると、結構焦ります(笑)
というか、たとえ日本語でも、これから自己紹介してください!っていきなり言われたら、何話すか困りますよね。
なので、そういうものがあると認識だけでもしておきましょう。
エージェントを利用するにあたっての注意点
これは実体験を含めて熱く語れるトピックです。
■エージェントは複数社登録せよ
これは他サイトとかでもよく言われている事かと思いますが、本当にその通りです。
この記事を書くにあたって最も主張したい事かもしれない。
会社によって保有している求人は異なります。
多く登録すればするほど、応募の機会も増えます。
私の肌感だと、ひとつのエージェントが紹介してくれるのは大体3社〜5社くらい。
場合によっては1社も紹介してくれないエージェントもあります。
シンガポールはそもそも求人がそれほど多くないかつ、ビザの要件も高いので、エージェントも「この人なら内定が出そう」「この人ならビザがおりそう」と言う人に優先的に求人を紹介します。
求人の紹介がないと、「時間割いて登録・面談したのに!!!なんで!!!」と言いたくなる気持ちもわかります。
ですが、エージェントもボランティアではないということを理解し、菩薩のような気持ちで別のエージェントに登録しましょう。
また、キャリアアドバイザーも対応が丁寧な人、事務的な人など振れ幅が激しいので、
いい人に当たるまで登録してみてもいいかと思います。
ちなみに私は8社登録して、8社目のキャリアアドバイザーさんが本当に優れた方で、その人のおかげで内定を獲得しました。ナムナム
■キャリアアドバイザーの言うことを鵜呑みにするな
転職活動を最も近くでサポートしてくれるキャリアアドバイザーですが、
人によって言うことが結構異なります。
例えば、
「シンガポールはスピード感が重要だから内定出る前であっても現職は辞めるべき」と言う人もいれば、「ビザ発行にあたって、離職の期間が長いとマイナスに捉えられてしまう可能性があるから、転職活動が済むまでは仕事を続けるべき」と言う人もいます。
中には「シンガポールで君が働けるような求人はないから、うちで雇ってあげる」といって格安の給与を提示してくる詐欺師みたいな人もいました。(※私が働ける求人もちゃんとあります。)
足元見られたな〜って言う感じです。
もし私が他社のエージェントで話を聞いていなかった場合、不安になってのこのこと応募していたかもしれないです。
完全な正解などはありませんが、
いろんな人の話を聞いた上で、何が最も正しいのかを自分で判断しないと、後から取り返しのつかないことになる可能性もあります。
結局自分の人生を決めるのは自分自身です。
人任せにしすぎないようにしましょう!
求人に応募する
エージェントに登録し、面談をした後は、担当のキャリアアドバイザーから求人が送られてきます。
内容を確認し、応募したい場合はその旨をキャリアアドバイザーさんに伝えましょう。
これは経験則なので、正確なことはわかりませんが、
私の場合、書類選考に落ちた際の連絡はもらえませんでした。
いわゆるサイレントお祈りというやつですね。
お世話になったエージェントさん曰く、シンガポールは選考スピードが速いため、
1〜2週間連絡がない場合は、選考落ちと考えてOKとのことです。
私は日系外資問わず、全部で15〜20社くらい応募をして、
面接の案内をもらったのは4社でした。
応募からの面接設定率がかなり低いので、選り好みせずまずは応募した方が良さそうですね。
書類選考が通りやすくなるポイントまで書くと、記事が果てしなく長くなりそうなので、また次回記載したいと思います。
面接を受けよう
書類選考に通ったらつぎはいよいよ面接です!パチパチ!
ここまでの道のりも非常に長かったかと思いますが、これからが本番です。
選考フローについて
1次面接→最終面接→内定という流れが最もオーソドックスかと思います。
1次面接はスカイプなどを用いて簡単な英語チェックなどで、
最終面接は、応募したポジションの上司や責任者と面接するケースが多いかと思います。
現地に面接に行くパターンとスカイプで済ませられるパターンがあります。
私は2社内定をもらいましたが、両方とも後者でした。ありがてえ(;;)
また、面接をしてくれる相手が日本人なのか、シンガポール人なのか、
言語が日本語なのか英語なのか、面接するまで分からないこともあります。
(多くの場合は事前にエージェント経由でアナウンスされると思いますが・・・)
次の項目でも書きますが、志望動機や自己PR等は英語と日本語両方用意しておくのが吉です。
面接で聞かれる項目について
- 自己紹介、経歴(過去の職務内容など)
- 志望動機
- なぜシンガポールなのか
- 会社について何を知っているのか
- 今後どのように会社に貢献できるか
- 強み・弱み
- どれくらいの期間働きたいのか
などはどこの会社でも聞かれると思うので、事前に日本語・英語両方で用意しておいた方がいいかと思います。
一度回答を作ってしまえば、多くの面接で流用できると思います。
自分の頭の中の整理にもなると思うので、一度時間をかけてやってみてください。
ちなみに、英語での回答は当日スムーズに話せるように、通勤時間や家にいるときひたすらブツブツとリピートしてましたw
面接当日にカンペは見れないので、ちゃんと頭に叩き込んでおきましょう。
他に私が聞かれたことは、
「こんな場合あなたはどんな行動をする?」といった質問や、
「このボールペンを面接官に売ってください」といった質問(?)もありました。
また、ほとんどの場合、質疑応答の時間も設けてもらえるので、
事前に気になることはまとめておいてもいいかもしれません。
内定
面接を受けたら、あとは祈るのみ
かと思いきや、もう1つだけあなたにできることがあります。
それは、キャリアアドバイザーさんにあなたを猛プッシュしてもらうということです。
私が担当してもらっていたキャリアアドバイザーさんから聞いた話ですが、
「志望度の高い人は内定が出やすくなる場合がある」とのことです。
全ての企業に言えることではなさそうですが、
ここまで来たら、ただ手を合わせて待つのではなく、やれることは全てやっておきましょう!
※エージェントのサービスが一気通貫制なのか、分業制なのかや
エージェントと企業の関係性で、この手が使えるか使えないか変わってくるので、キャリアアドバイザーさんにしれっと聞いてみてください。
そして、めでたく内定が出たら、あとは承諾をするのみです。
数社から内定が出ている場合は、できるだけ早めに回答をするのが吉です。
回答が遅くて内定取り消し・・・という話もゼロではありません。
(実際、私が人材会社で働いていたとき、何度か耳にしたことがあります。)
スピード感重視のシンガポールには、こちらもスピード感で返しましょう。
おわりに
こんなトンデモ長い記事にお付き合いくださり、ありがとうございます。
私は転職を決意してから内定まで、約2ヶ月かかりました。
(1ヶ月と2週間は準備と書類選考、2週間で面接→内定でした)
転職活動の進み方は個人差があるので、一例として少しでも参考になればと思います。
そしてあなたの転職活動が少しでも前に進むことを願っております。
質問等があればコメント欄までお願いします!
それでは!